再発を防いでくれる、
優れたねずみ駆除業者の
情報を集めました
ねずみが家に棲みつくと、実は健康に害を及ぼす可能性があります。ここでは、家ねずみでよくある健康被害の例を挙げているほか、実際に合った健康被害の事例も紹介しています。
家に棲みつくねずみは、当然清潔なねずみではありません。いろいろな雑菌を持っている可能性があり、住む人に病気をもたらします。一匹家に棲みついただけでも厄介な存在です。
ねずみがどんな菌を持っていて、どんな健康被害が起こりうるかご存じでしょうか?ねずみが棲みついたようだと感じる方は、駆除を強くお勧めします。でないと、ここでご紹介するような健康被害に悩まされることになるかも…?
ねずみは夜行性で、屋根裏などに生息することが多いですよね。
寝ているときに屋根裏をドタバタと走り回り、とてもうるさくて寝ていられない状況になってしまうことも少なくありません。
騒音が原因で寝不足になり、日常生活に支障をきたす可能性もありますので、早い段階での駆除が必要です。
ねずみの寿命は種類にもよりますが、中でも被害数の多いドブネズミの寿命は約3年といわれています。
死ぬときはどこで死ぬかわからないので、住処にしていた屋根裏で死んでしまうことも。
動物なので死体は見えないところで腐敗し、悪臭を放つことがあります。
死体がどこにあるかを見つけるのは、素人では容易には行えないので、悪臭の改善方法がないまま不快な思いをし続けなければなりません。
「ねずみを1匹見たら複数いると思え」といわれていますが、実際には外から侵入したねずみであることも多いと思います。
ただし、複数のねずみを見た場合は要注意です。
ねずみは繁殖力が非常に強く、数週間で子どもを産んでしまいます。
さらに繁殖を続けるうちに、数ヶ月で何十匹もの数になってしまいますので、そのねずみが自宅内の見えないところで死んで腐敗していくなんて、想像するだけでも怖いですね。
冬場になると自然界の餌が減ってくることから、人間の住まいに侵入して食材のストックを食べてしまうことが多々あります。
キッチンにおいてあった野菜や果物、物置に置いておいたじゃがいもや玉ねぎなどを食い尽くされてしまうことも。
少し齧られただけでも雑菌の問題から廃棄することになると、経済的被害にも繋がりますよね。
野菜や果物だけでなく、その丈夫な歯で梱包されている食材も開封してどんどん食べてしまうので非常に厄介です。
意外と多いのが、ねずみが原因による火災です。
ねずみの歯は人間の歯のように成長が止まることがないので、放っておくとどんどん伸びていきます。
このため、歯の長さを調整するためにねずみはいろいろなものをかじります。
ねずみがあちこちをかじるのにはこうした理由があるのです。
柱などをかじられるのも迷惑なのですが、電気コードなどをかじってしまうことも多く、それによって感電し、ねずみが燃えた火が移って火災を起こすことがあります。
そのほか、外にある温水器などもねずみが原因による火災となることも。
外で起こる火災は気づきにくいので、被害が大きくなってしまう危険があります。
ねずみによる被害の総体的な被害だといえますが、あちこちかじられたり、巣を作られてしまったり、死体が見えないところで腐敗するなどといったことが重なると、住まい自体がどんどん傷んでしまいます。
傷んだ家は資産価値が下がってしまうため、移住などで売却しようと思ったときに、本来の売却価格を大きく下回ってしまう可能性があるのです。
ひどいケースになると、外壁をかじって断熱材で巣を作るねずみもいるようですので、家が傷んでしまうというのもうなずけます。
ねずみがうろちょろしているのを見てしまうということ自体が不快で、気分が悪くなるというのも立派なねずみ被害だといえます。
顔はかわいらしいですが、やはり衛生害獣であることには変わりません。
1匹ならまだしも、群れで食材のストックを漁っている所に出くわしてしまったらたまりませんね。
ねずみの体には、イエダニやノミがたくさん寄生しています。
これらは人間の血も吸うので、ねずみが棲みついた家に住んでいると、あちこちに血を吸われた痕ができたりします。虫さされのようなものがたくさんできるようになったら、ねずみに寄生したダニやノミの存在を疑うべきです。
また、ねずみは何にでも噛みつく習性があります。家具や壁、柱、ケーブルなどがかじられることは珍しくありません。それに加えて、人間に噛みつくことも。
鼠咬症(そこうしょう)とは、ネズミ、とくにラットに咬まれたことが原因で引き起こされる感染症のことです。
ところで、ネズミとラットの違いをご存知でしょうか?日本語でいうネズミは、正確に言うとマウスとラットに分けられます。マウスとラットには違いがあります。まずは大きさです。マウスは日本ではハツカネズミのことを言います。大きさは5〜10cmくらいで40g程度と小さいのに対して、ラットは日本ではドブネズミと言われ、大きさは18cm〜30cm、尻尾まで含めると何と50cmと大きく、重さは700グラムにもなるそうです。ネズミは小動物というイメージですが、それはマウス=ハツカネズミのことであり、ラット=ドブネズミは、大きくなる動物なのです。
昔の住宅などではネズミが侵入しやすかった為、よく天井裏を走り回る音や、猫とドタバタ追いかけっこをしている音を聞いたことがあるという方もいらっしゃると思います。あれは、「クマネズミ」という種類のネズミで、大きさはハツカネズミとドブネズミの中間くらいのものなのです。ドブネズミは高い場所ではなく、床下、下水道、地下鉄構内などに潜んでいることが多く、水辺も好み、泳ぎも得意なので川や田んぼなどにも生息しているのだとか。また寒さにも強いので、冬眠などもせず雪や冷凍倉庫などでも生息可能ということで、1年中活動します。繁殖力も強く、妊娠の期間は3週間と短く、しかも1度に10匹も子供を産むことができます。そして生まれた子供は9週間で大人になり、繁殖可能になります。放っておくと、繁殖し続けてしまいます。
ドブネズミは肉食を好む雑食動物です。穀物や植物、昆虫、ミミズ、魚介類、人間の残した生ゴミなど、何でも食べます。また他の動物を捕食したり共食いなどもして、攻撃性も備えています。
下水道などに生息し、動物の死肉も食べる為、ドブネズミにはさまざまな病原菌を持っています。
ネズミは、このような動物が家の中や床下などに入り込んでしまったら、大変な被害を被ることになることは容易に想像ができるという、「害獣」なのです。
では、鼠咬症はどのような症状が起こるのでしょうか。
「ネズミに噛まれる」という経験自体、現代人にとっては珍しいことなので、稀ではありますが、さまざまな症例が報告されています。病原体はモニリホルム連鎖桿菌(れんさかんきん)と鼠咬症スピリルムという2種類の細菌です。
感染経路はネズミに噛まれることの他にも、ネズミの排出物や、ネズミがかじった汚染された食べ物を食べることによる経口感染なども考えられます。
主な症状は7日以内に悪寒を伴う発熱、主に膝や足の関節などに起こりやすいとされる多発関節痛などがあります。
初期には頭痛や吐き気、喉の痛み、倦怠感などの症状が現れることもあります。また、発熱後数日までの間に、手足に発疹や痛みを伴う膿が現れることもあります。化膿性関節炎を合併するケースもあり、そうなると体を動かすことが出来なくなるくらい、辛い症状を引き起こします。
築年数を重ねた家は、ねずみが侵入しやすい作りになっていることも少なくありません。そしてそういった家に住んでいる多くは老人である場合が多いのですが、体力的に片付けるのが難しかったり、独立した子供の想い出をそのままにしたいと片付けていなかったりしているケースも多く、衣類などが散らかっているとねずみの格好の棲み家になってしまいます。ホームヘルパーさんが老人宅を訪れ、寝具周辺にねずみの糞だらけで、ねずみの営巣(えいそう)の痕跡が見られる、食べ物にねずみがかじった跡があったなどは、よくある話だそうです。老人は身動きが思うように取れず、目も不自由であることが多い為、気付かないうちに危険な状況を作ってしまっているということは珍しいことではないそうです。
寝たきりの老人はあまり動かないので、ねずみにとっては恰好の標的。肉をかじり取られたという事例も報告されています。
また、ねずみに直接かじられるということ以外にも、多くの危険な状況を生む可能性があります。老人宅を訪れたヘルパーさんがダニ被害にあったり、電気コードや外にある配線などをかじられて火事になってしまったり、家が不衛生になることで悪臭や健康被害の原因になるなど恐ろしい状況を招くきっかけにもなり得るということです。また、火事や悪臭なども含め、ねずみが棲みついてしまうと、近所のトラブルにもなる可能性がありますので、家の住人のためだけではなく近所に住む方々の健康と安全の為にも、責任を持って対処しておかなければなりません。
アメリカであった事例ですが、棲みついたねずみが赤ちゃんをかじって殺してしまった事例があります。
他にも、台湾で腕を噛まれた赤ちゃんが靭帯まで損傷してしまったという事例があります。
ハチに刺されたときに発症することで知られているアナフィラキシーショックは、ねずみに噛まれたときにも起きます。
これはいわゆるアレルギー症状で、2度噛まれると発症すると記憶している方が多いと思います。しかし、実際には一度噛まれただけでも発症する可能性があります。
アナフィラキシーショックの症状としては、全身の腫れ、呼吸困難、意識不明などの危険な状態に陥ることもあります。
ペットとしても人気のあるハムスターに咬まれて死亡したという例もあります。ペットショップに行って、ハムスターに触らせてもらった際、咬まれたという経験がある方もいらっしゃると思います。実際、ゴールデンハムスターくらいの大きさの個体(10cmくらい)に咬まれたら、なかなか止血しない程の傷を負い、痛みも相当なものです。
もちろんアナフィラキシーショックは咬まれたら必ず起こるというものではありません。しかし稀であっても、そのような危険性は、ねずみにもあるということを認識しておく必要があります。
ねずみに噛まれると、ねずみの持つ鼠咬症スピリルムやモニリホルム連鎖桿菌(れんさかんきん)が、傷口から人体に入り込むことがあり、さまざまな症状が現れるということは前にお伝えしましたが、これは肺炎や肝炎、胃潰瘍を引き起こす怖い菌でもあるのです。
日本でも、老人がねずみに噛まれて感染した事例があります。アメリカでは、ペットショップのねずみに噛まれた老人が感染し、死亡した事例もあります。
「小さなねずみに噛まれたくらいなら大丈夫でしょ?」なんて考えているとしたら、それはとても甘い考えです。ねずみに噛まれただけでも、人は死に至る可能性があるのです。
たかがねずみだと油断していると、うっかり噛まれてしまう可能性が十分にあります。
しかも、さらに恐ろしいのがねずみが媒介する雑菌・病気です。
ねずみは、自身の体はもちろん、付着しているダニやノミ、そして排泄物などに雑菌を抱えています。尿を垂れ流しながら走り回る習性があるので、家中に病原菌をばら撒いて走る生物だと考えていいでしょう。
そして、そのねずみがばら撒く雑菌は深刻な症状を招くものが多いのです。以下に、ねずみの持つ雑菌と、その症状をご紹介します。
このウイルスは、ハンタウイルス肺症候群や、腎症候性出血熱を引き起こします。腎症候性出血熱はソウルウイルスやドブラバウイルスでも発症します。
これらは発熱や腎不全により、乏尿や多尿、頭痛、臓器の出血などを引き起こします。重症化すると死亡の恐れもあります。
日本ではほとんど感染例はありませんが、港湾地区に棲むドブネズミはハンタウイルスを保持していて危険だとされています。
しかも、ハンタウイルスによる病気には治療法はありません。対処療法しか行えない、恐ろしい病気です。
サルモネラ菌は食べ物や手などから口に入り、感染します。腹痛や嘔吐、下痢を引き起こし、高齢者や乳幼児は重症化しやすい病気。
毎年2,500〜2,700人ほどの患者が発生しており、誰でもかかる可能性がある病気です。
食品を加熱すれば菌は死滅しますが、ねずみが容器や食器に菌をばら撒くことで感染につながる可能性があります。
ドブネズミの排泄物に汚染された水や土から感染。黄疸や高熱、筋肉痛を引き起こし、重症化すると全身から出血して死亡するという恐ろしい病気です。
特に重症なものはワイル病と呼ばれます。日本でも沖縄では流行することがあります。犬やハムスターなど、ペットにも感染します。
人間だけ注意していればいいというものではないので、さらに危険性の高い菌です。
これもねずみの排泄物から感染する菌です。腹痛や頭痛、発熱、血便などの症状が出ます。発展途上国での被害が多いのですが、日本でも年間30〜70人の感染例が報告されています。
これまでは海外に渡航したことで感染していたのですが、最近は海外渡航経験のない人の感染が増加しています。
実は、チフスは「健康保菌者」という菌を持っていてもチフスの症状が出ない人がいます。
この人は特に自覚症状がないものの、この人がチフスの被害を広げてしまう可能性があります。
アメリカでは健康保菌者からチフスが広がったことで、数十人が感染し、少なくとも3人が死亡したという記録が残っているようです。
ねずみに寄生するツツガムシが、人の体液を吸うときに感染する病気がツツガムシ病。
ツツガムシはリケッチアという微生物に感染していることがあり、これが原因でツツガムシ病を発症します。
数週間の高熱の他、頭痛や発疹などの症状も出ます。重症になると、血液が血管の中で固まり、多臓器不全を起こして死亡することもあります。
予防ワクチンはないため、ツツガムシに刺されないように予防するしかありません。致死率は7%程度、治療をしなければ3割程度まで跳ね上がるとされています。
その名の通り、E型肝炎を引き起こします。黄疸や肝臓腫大、腹痛などを起こします。妊婦は特に危険。
致死率は20%といわれており、注意が必要です。また肝炎にはワクチンがありますが、E型には対応するものがありません。
日本では感染は起こり得ないと考えてもいいものですが、ねずみはペストを媒介します。海外では未だ危険な病気。
リンパ節が腫れ、高熱や頭痛が数日間続き、敗血症を引き起こします。とりわけ肺ペストと呼ばれるものは、すぐに治療をしないと24〜48時間以内に死亡するとされています。
ねずみが棲みつく家とそうではない家の違いは何でしょうか?それは、ねずみにとって好都合な環境が整っているかどうか、ということです。つまりねずみにとって侵入しやすく、餌があり、安全で暖かい場所になってしまってはいけないということ。しかし、ほとんどの家は「餌があり安全で暖かい場所」という部分は当てはまります。ねずみが棲みついてしまう家というのはねずみが侵入可能な経路があった家というだけのことなのです。実際、ねずみ駆除業者が行ってくれる対策としては棲みついてしまったねずみの駆除の他、侵入経路を突き止め、塞ぐことで再発を予防するということです。ねずみに侵入されない家であることが大切です。
また、ねずみは家の中から布、木材、ビニール、紙などの巣材を天井裏や床下などに敷き詰めて営巣することが多いので、人が住んでいない部屋にそのまま荷物を残して放置しておくことは望ましくありません。使わない部屋や使わない物は整理整頓を心がけましょう。また、食べ物は冷蔵庫や缶、蓋付きのプラスチックケースの中に入れて保存するようにして下さい。万が一にもかじられない工夫をしておけば安心です。
ねずみが嫌う環境とは、「清潔で物がきちんと片付けられた家」ともいえそうです。年齢と共に住宅の築年数も重ねることになります。その反面、年齢と共にさまざまなことが面倒に思えてくるかもしれません。しかし、できる範囲で身の周りを綺麗に、ちゃんとすることと、自分の体同様、家にも必要なメンテナンスをすることが大切です。「あれ?」と思ったら、ねずみ駆除の専門家に相談して下さい。
案外知られていない、ねずみの健康被害。実はこんなに怖い被害事例がたくさんあるんです。
ねずみが家に棲みついたと思ったら、後悔しないようにきちんと駆除しておくことが大切。
自分で駆除しようとすると、噛まれたり細菌に触れたりすることで、こういった病気にかかってしまう可能性もあります。
自分でねずみを駆除しようとして、罠にかかり苦しんでいるねずみを見てかわいそうになり、放してしまったというケースもあるそうです。素人が駆除するというのは、衛生面や危険であるなどのリスク以外に、ある程度大きいということや可愛いと思えてしまったなど視覚的に辛いと思う方が多いです。
しかし、繁殖力が強いねずみですから、家の中で1匹見つかったら複数棲みついている可能性も高く、放置しておいては危険です。近所の住人にも迷惑になってしまうリスクもあります。害獣であるという認識を持ち、迅速かつ正しい方法で駆除をする必要があります。また、ねずみの侵入経路を塞ぐなど、専門家にアドバイスをもらって対処することが、その後の安心、安全にも繋がります。
必ず専門の業者に依頼して、ねずみの駆除だけでなく、消毒などもしっかりと行って健康的な暮らしを保てるように心がけましょう。
ご紹介したように、ねずみはさまざまな菌やウイルスを保有している恐れのある怖い動物。ねずみ自体に触れなくても、ねずみが触れたもの(食器や食品など)に触れることで、これら病原体が人間に移る可能性もあります。自分でねずみを駆除する際には、ねずみが触れたものの消毒や、目に見えないようなねずみの糞まで処理しなければなりません。
また、ねずみの死骸を見つけたときには、ぜったいに触れないようにしましょう。死骸の中で病原体が繁殖している可能性があるからです。
生きたねずみであれ死んだねずみであれ、素人が駆除したり処理したりするのは、お勧めできません。特に、小さなお子様のいらっしゃる家庭では、お子様が思わぬ感染を起こさないよう十分な知識と技術の中でねずみを駆除・処理するようにしてください。
ねずみはもちろん、ねずみが居たことの痕跡すらもすべて消滅させるためには、専門の業者にお願いするのが賢い選択です。多少お金はかかりますが、家族の健康には代えられません。