再発を防いでくれる、
優れたねずみ駆除業者の
情報を集めました
ねずみが家に侵入してくる経路について、調べてみました。
住人が気づかないうちに、いつのまにか侵入経路を見つけて棲みついてしまう家ねずみ。家を出入りしているところを見ることはなかなかないと思いますが、一体どこから出入りしているのでしょうか。気になる家ねずみの侵入経路について調べてみました。
ねずみは、人間ではすぐには見つけられないような小さな隙間から侵入します。500円玉サイズの穴があれば、ねずみは容易に侵入できます。家ねずみの中でもサイズの小さいハツカネズミなら、もっと小さくても侵入できます。
そのため、思いもよらないところからねずみは侵入してきます。それでは、ねずみの侵入経路の代表的なものをご紹介しましょう。
キッチン・水回り
まず代表的なのはキッチン。電気、ガス、水道全てがキッチンに通じています。ということは、ねずみが通る穴があるということです。配管や配線の隙間を利用してねずみは侵入できます。電気のブレーカーも大きな穴を開けて設置することがあり、ここを利用することもあります。
また、同じく洗面所やトイレ、洗濯機の排水溝など、水回りにも隙間があれば出入りが可能です。
玄関
玄関の下駄箱の下などに、小さな隙間があるとねずみが出入りします。また、玄関の開け閉めの際に紛れ込んでしまうことも。
エアコン
エアコンも同様に、壁に穴を開けて設置してあります。エアコンの配管を利用して壁の中を営利している可能性があります。家で見かけたねずみがエアコンに向かって逃げていくようなら、一度取り外して点検する必要があります。
床下の通風口は、築年数が経つとカバーが劣化してしまいます。これによって穴が開くと、床下から侵入されてしまいます。
同じように、屋根も経年劣化で瓦が壊れたり、漆喰が剥がれたりすると、そこから穴を開けて入ってくることも。
また、外壁も素材によってはねずみが齧れるものだったりします。大胆にも、壁に穴を開けて入ってくることがあります。基礎と壁の間の隙間を見つけて侵入することも。
また、庇の下の隙間や戸袋などに隙間があると、垂直移動を得意とするクマネズミが侵入する経路になることがあります。そのまま天井裏を根城にして、家全体を走り回る可能性があります。
ドブネズミ
ドブネズミは湿気に強いため、床下の通風口やトイレ・台所の排水管、壁の割れ目といった水気のある場所からの侵入が多いねずみです。
汲み取り式のトイレがある古い構造の住宅の場合は、直接トイレの中から出てくる事例も確認されています。
他のねずみに比べて体が大きく高いところが苦手なため、屋根やエアコンなどのパイプを伝った侵入は少ないです。そのため高層階のマンションでは、ドブネズミの被害はほとんどありません。
クマネズミ
クマネズミは家ねずみの中でも身軽さが特徴です。ドブネズミが登れない高所へもパイプをらくらく伝って上ることができます。
電線の上を綱渡りすることもあり、住宅の2階の窓からでも侵入してしまうため、戸締りはしっかり行いましょう。屋根瓦の隙間から侵入したという報告も。
ねずみ被害の9割がクマネズミと言われています。他のねずみが入らない屋根裏やビルの高層階など広範囲にクマネズミは侵入してくるので、侵入対策として念入りに防鼠工事をして出入り口を塞ぐこと大切です。
ハツカネズミ
ハツカネズミは家ねずみの中で一番身体が小さいのが特徴。他のねずみが通れない小さな隙間や身軽な身体を活かして高所などから住宅に侵入します。乾燥にも強いため、倉庫や物置に侵入するケースも。
主な侵入ルートは壁の割れ目や屋根の隙間、シャッターのわずかな隙間などがあげられます。あらゆる場所から入ってくるので、徹底的な防鼠工事での対策が必要。
少ない事例ですが、運び込まれた荷物や資材に紛れ込んで侵入するケースもあるそうです。
これだけたくさんあるねずみの侵入経路を、素人である私たちが全て発見して塞ぐのは不可能に近いと思います。この侵入経路がある限り、ねずみ駆除をしてもまた再発する可能性が非常に高いのです。
ねずみに侵入されてしまったら、駆除と一緒に侵入経路を塞ぐことも大切。防鼠工事をして、再発を防いでくれる業者に依頼するのがベストな方法です。
ラットサインとは、ねずみの通り道や、侵入口になる場所に見られる黒ずみやかじった跡などの、いわばねずみの痕跡、ここをねずみが通ったとわかる目印のことです。
具体的には、同じ道を通ることでその部分がねずみの身体の汚れや爪で傷ついて汚れ、黒ずんだり、移動時に糞や尿を排出した痕や糞そのものが残っていたり、かじった痕があったりするものがラットサインです。
ねずみは夜間でも見える視力を持っていますがその範囲は広くなく、また色の識別もできないため、基本的にひげで位置を確認して移動します。そのため、周囲に壁など位置を確認できるものがあるところにラットサインが残っているのです。
しかし、素人にラットサインを判断するのは難しいもの。特に壁の汚れなどは経年劣化なのか、ねずみなのか、判断がつきにくいものです。また、いることはほぼ確信できても、駆除まで素人が一人で行うことは大変です。
プロの業者に頼めば、専門的な知識や道具をしっかり持っていますし、何よりも豊富な経験があります。ねずみを確実に駆除してくれるうえ、ねずみの再来も防いでくれます。
また、自分で駆除する場合はねずみの持つ病原菌からの感染に細心の注意を払いながら、死体や糞の処理にも気をつけなければなりませんが、プロに頼んでしまえば危険性は全くありませんし、死体も糞も全てきちんと片付けてもらえます。
以下に、おすすめのねずみ駆除業者をピックアップしました。参考にしてください。
創業昭和56年という圧倒的な創業年数を誇るねずみ駆除業者です。30年以上の信用と豊富な経験・実績で、飲食店などの確実な駆除が必要な場所でも利用されている業者です。
料金は
退治…10坪まで44,000円、11坪〜は1坪ごとに1,100円の追加料金
防鼠工事…閉鎖・封鎖などは難易度ごとに11,000〜33,000円、穴や隙間を塞ぐには1,320円〜22,000円
となっています。
また、オプション工事として、別料金にはなりますが巣の消毒・駆除、ノミ・ダニの駆除予防、突然ねずみが出現した場合の緊急捕獲作業などもやってもらえます。
そして、他社と比較して圧倒的なのが、最低でも1年間から、最長で永久保証の再発保証がついている点です。その間に再発すれば無料で再度施行してもらえます。
東京都練馬区に会社があり、首都圏内、埼玉、神奈川では川崎市まで出張してもらえます。
天井裏や床下などの人間の入り込めない場所で死・腐敗するのを防ぐため、まずはねずみの追い出し作業を行ってから、遅効性の毒餌で急死させることなく弱らせ、粘着シートで生きたまま捕獲回収するという手順で駆除を行ってくれます。
料金は5坪で26500円〜スタートし、5坪ごとに細かく設定がされています。100坪以上は10坪ごとに9000円の割増料金がかかります。
また、作業の回数や期間によっても工賃が違ってきます。
オプション工事として、こちらも別料金で忌避剤や殺菌剤を塗布してくれる処理もあります。
保証期間は建物の築年数・被害状況などにより異なりますが、3ヶ月〜24ヶ月の保証がつくのも嬉しい点です。
保証期間中はもちろん無償で駆除してもらえます。
東京都江東区に会社があり、関東一円に対応してもらえます。
会社名の通り、ねずみ駆除を専門に行っている業者です。こちらの会社は、テレビ番組などで取材を受け、実際に駆除を行っている様子を放映した動画をYoutubeで公開しています。施工の様子を知りたいという方にも安心です。
また、建物解体の際のねずみ駆除も行っている業者です。料金は駆除作業が10坪15,000円〜となっており、5坪ごとに細かく設定がされています。防鼠工事、清掃・消毒作業、追い出し作業など、工程ごとに料金が設定されています。
保証期間は建物の築年数・室内のペットの有無などで変わってきますが、3ヶ月〜12ヶ月となっています。東京都墨田区に会社があり、東京首都圏を中心に対応してもらえます。
人体への影響の少ない、安全性のある薬剤、毒性の低い薬剤を使った駆除をしてくれるねずみ駆除業者です。
ペットや子供・高齢者がいる家でも安心です。
また、ねずみ駆除業者であるとわかりにくいよう、普通車や作業着にも会社名を入れないなど、ねずみ駆除業者を呼んだことをご近所に知られたくない方にもうってつけです。
料金はホームページでは詳細に表示されていませんが、おおよその目安として、一戸建てで120,000円〜250,000円程度とされています。
ホームページの料金表に実際に行った費用事例が載っていますので、是非参考にしてください。
保証期間は防鼠完了後1年間となっていますので、万が一再発した場合でも安心です。
東京都世田谷区に会社があり、東京都の中心部、埼玉・神奈川の一部が対応エリアとなっています。施工を依頼したい場合は一度電話で確認すると良いでしょう。
以上4社を紹介してきましたが、いずれの業者も一戸建ての住宅の場合、現地調査・見積もりは無料で行ってもらえます。
ねずみが本当にいるのか、実際にどのくらい費用がかかるのかわかりますので、それを聞いてから依頼をすれば良いのです。
ただ、サンキョークリーンサービスのみ、賃貸住居の調査は有料となっていますので、賃貸にお住まいの方は注意しましょう。
また、お住まいの市区町村の市役所や区役所・保健所には、ねずみ駆除の相談窓口があります。例えば東京の場合、特例民法法人である『社団法人東京都ペストコントロール協会』という、ねずみ・害獣などの防除に対する調査研究及び技術の研究、知識の普及を行う団体があり、その協会に加盟している業者を紹介してもらえます。
この協会に加盟している業者であれば、毎年、研修会の受講が義務付けられていますから、最低限の知識をきちんと吸収しているという点で安心です。
実際に駆除業者を紹介してもらい、実際に施工を依頼する流れは、以下の通りです。
業者を比較する際ですが、必ずしも市区町村からの紹介ならば優良業者であるとは限りません。たいていの業者はホームページがありますから、紹介を受けた後、自分で実際に調べてみましょう。その際、事前調査や現地調査・無料見積もりの有無、物理的・化学的防除の方法、目安の料金表があれば比較して、合わなそうだと思えば他のところを選ぶのもひとつの方法です。
ねずみ駆除の際には紹介と検索だけで一社に決めず、何社かに見積もりを依頼し、実際に家の状態を見てもらい、作業の様子と概算の見積もりを見て決めるのが良いでしょう。
そして、実際に見積もりと説明を受けた後、業者を選ぶ際には以下の点に注意しましょう。
これらのチェックポイントを念頭に置き、費用や日程の折り合いがつけば、依頼となります。
引っ越しの際と違い、見積もり後は業者からの連絡が何度も来ることはあまりないので、正式に依頼する業者を決めたらこちらから連絡をしましょう。
このページでは、ねずみの侵入ルートについて詳しく解説しましたが、ねずみは、私たちが考えている以上に、小さな穴からでも出入りができる動物であることが理解できたのではないでしょうか。「猫は頭が通る穴なら通過することができる」と言われますが、ねずみも同じようなものだと思ってください。
私たち人間が家の中で生活するためには、数々の「穴」が必要となります。換気扇や排水パイプの通り道だけではなく、エアコンの導入部分や換気扇など、住宅には実にたくさんの「穴」があります。ねずみの頭が通れる程度の「穴」は、家中のいたるところにあると考えて良いでしょう。それらの「穴」を、あなたはすべて把握していますか?把握していなければ、ねずみの侵入ルートを特定することは、ほぼ不可能でしょう。
ねずみの侵入を防ぐためには、その侵入ルートとなる「穴」の在りかを知り尽くしている専門業者に依頼することが一番。ねずみにお悩みの方は、一度、業者に相談してみるようにしましょう。